鹿児島市鴨池にある日本バプテスト連盟加盟のキリスト教会(プロテスタント)です。

めぐみ幼稚園の特徴

幼稚園は、子ども達がはじめて家庭以外に接する社会です。また、三つ子の魂百まで、と言われるようにこの幼児期は、これからの人格形成を考える上で大切な時期でもあります。

幼児期は、遊びの中でたくさんのことを学んでいきます。「人生の 中で大切なことは、幼稚園の砂場で学んでいた」という言葉を語った方がいます。一人遊びから始まり、だんだんとお友達と遊べるようになっていく。お友達と 遊ぶ中で、自分の考え以外のものに触れ、ある時には自分の考えがお友達から認められ、ある時は、自分の考えを譲る時もあるかもしれません。そこに至るまで に、お友達と喧嘩をすることもあるでしょう。傷つくこともあるでしょうし、傷つけることもあるでしょう。そのような遊びの中で、子ども達は成長していきま す。遊びを通して、想像(創造)することの喜びを知るでしょう。自己実現の場を得るでしょう。また、掛け替えのない友達との絆が生まれるでしょう。幼児期 に行われる遊びには、人生で学ぶ大切なものに満ちています。

幼児期は、知識を詰め込む時ではありません。思いっきり遊ぶことを通して、人間としての成長の基盤を作る時です。幼児期に思いっきり遊 べる子は、その成長段階において、思いっきり学ぶ時期にはそのように、思春期には人生の悩みを悩み、人格を形成していきます。 その幼児期に、子ども達と 接することの緊張と責任、それと同時に喜びを感じています。子ども達ひとりひとりの心を大事にしながら、一緒に、生きることの素晴らしさ、愛することの素晴らしさ、お友達を思いやることの素晴らしさを体験してもらいたいと願っています。

人間にとって最も大事な、愛すること、信じること、思いやること、人の痛みを感じ取ること、そのようなものを大事にしながら、新しい学期を迎えていきたいと考えています。

愛されてきた子は、愛することの出来る子になると信じています。人生の根底に、愛することを覚える心の故郷として、幼稚園の時を思い出せるような、そんな幼稚園時代にしていきたいです。  めぐみ幼稚園の特徴は、「遊び」を大事にすることです。幼児がそれぞれの発達状況に応じて成長していくことを大事にしていくために、どろんこ「遊び」や、自然の中(雑木林や河原)での「遊び」を大事にしています。毎月一度は、園外に出かけて戸外での保育をおこないます。

また、幼稚園バスを持たず、給食は、週3回です。週2回は、弁当とクッキング、園外保育などです。これは、幼稚園バスに 預けることによって、子育てを幼稚園任せにしない、子どもの負担(バスを導入している場合、必要以上に園児に負担をかけるようなバスルートを組まなければ ならない場合などがあるからです。)の軽減があります。また、給食は小学校にはいると必ず始まります。幼児期に母親の手づくりのお弁当は母親の温もり・愛 情を覚える時になります。幼児期のお弁当の思い出は母親の温もりの思い出になります。子育てに両親と保育者の愛情の手抜きは通用しません。そのような思い 込めておこなっています。また画一的な授業をいたしません。

さらに園児が少数ですので、保育者と園児・園児相互の深い絆を形成していくことができます。

最後に、キリスト教保育をおこなっていることがあげられます。幼い心の中に神様を信じる心、お友達を思いやる心、愛する心、信頼する心 を育んでいくことを目指しています。同時に障害児を受け入れて、統合保育をおこなっています。身体の不自由な子と一緒に幼稚園で生活することは、大事な宝 物です。立場の違う人の存在を覚え、共に生きていくことの喜びとちょっぴりのたいへんさをそこで体験することができるならば、人間としての素晴らしさがそ こにあると思うのです。勉強ができること以上に大切なことです。エリート教育というのはこのことだと思うのです。

一つの出来事を紹介して、紹介を終えます。ある夏の暑い日、園児のOOちゃん(女の子)が教室の前に置いてあった下駄箱に、勢いよく ホースで水をかけていたのです。その場を目撃した保育者がOOちゃんに近づき声をかけました。「OOちゃん、どうしたの、お水がかかって下駄箱のお友達の 靴が塗れているよ」。OOちゃんは答えました。「下駄箱の喉が乾いて水をほしがっていたの」と。OOちゃんにとってみれば、暑い日射しにささくれだったよ うに乾燥した下駄箱の様子が、喉が乾いている、ように思えたのでしょう。保育者は、「そうだったの。でも、お友達の靴まで濡れちゃったね。こんどは靴を いっしょにかわかそうね」、そう言ってOOちゃんと片づけ始めたそうです。普通、子どもが下駄箱に水をかけていたら、「何しているの! だめじゃないの」 と怒ってしまいたくなるところです。帰りの時間にそのことを保護者に伝えたら、「そうなんです。あの子は時々ひょいっと理解できないことをやってしまうんです。でも、あの子なりにいつも理由はあるんです。ホースで下駄箱に水をかけている時に、理由を聞いてくれて本当に嬉しかった。しかりつけないで受けとめ てくれてありがとうございました。」、と言われました。

私は手前味噌ながら、このような保育者がいて、保育を実践していることを誇りにしています。

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