キリスト教会は、神社やお寺とは違い、建物の中に入らなければならないので、「ちょっと入りにくいな」という印象をお持ちになる方がおられるかもしれません。そんな方にも入りやすい教会への入り方「(独断の)バプテスト鹿児島教会編」をお届けします。
1.まず礼拝の日時、場所を確認する。
当鹿児島教会は、市電鴨池駅前昴(すばる)予備校のすぐ横にあります。日曜の礼拝は午前10時20分からです。ちょっと早めに来ると、人々が出たり入ったりしているので、入りやすいでしょう。
2.教会の敷地に入る。
鹿児島教会は、めぐみ幼稚園と同じ敷地内にあります。駐車場も完備しています。教会堂の入口は大きく開かれています。まっすぐ入口に進みましょう。何もあなたの行く手を阻む物はありません。
3.教会堂の玄関に入る。
玄関に入ると、すぐに受付があります。やさしいおばさま(お姉さま方)がにっこり笑って声をかけてくださいます。笑顔には笑顔でかえしましょう。そこで履物をスリッパに履き替えます。そして「新来者カード」に記入します。これは強制ではありませんが、記入していただくと、クリスマスの時などに教会から招待状が届くようになります。 それから「週報」なる紙と楽譜の書かれた紙をそれぞれ一枚ずつ受け取りましょう。「週報」には本日の礼拝の順序が書かれており、楽譜には本日礼拝中にみんなで歌う賛美歌などが載っています。
4.礼拝堂にはいる。
受付を通過したら、礼拝堂に入りましょう。すでに座っている人もちらほら。できるだけ前の方に進んで座りましょう。前のほうが牧師さんのお話や、賛美チームの歌が良く聞こえます。 そして、礼拝が始まるのを静かに待ちましょう。そのうち前奏曲が流れてきます。いかにも「教会にきたのだなー」という気分になってきます。
5.礼拝
礼拝は1時間で終わります。その間、どうすればよいかは「週報」に書かれてありますし、また司会者の方がそのタイミングを知らせてくれます。周囲の人と同じようにしていればまず問題はないでしょう。それでもわからないことがありましたら、遠慮なく前後左右の人に聞いてみましょう。優しく教えてくれるはずです。
6.紹介
礼拝の後、はじめて礼拝に来られた方や久しぶりに来られた方の紹介があります。お名前を呼ばれたら軽く会釈しましょう。自己紹介をすればなお結構です。いっぱつであなたは教会の人気者です。
7.礼拝終了後
礼拝の後は、お茶を飲んでの歓談のときがあります。時間があれば、お昼前の一時(30分程度)、周囲のみなさんとお話しましょう。みな歓迎してくれます。牧師さんとお話をしたいときは、このときに申し出ると良いでしょう。
これは「はじめての礼拝出席」のほんの一例です。あとはあなたの個性がバリエーションを作ってくれます。それでは教会へレッツラGO!以下、参考のため、「週報」に書かれている「本日の礼拝次第」各項目についてご説明いたします。
ようこそ鹿児島教会へお越しくださいました。心より歓迎申し上げます。初めての時は,様子が分からず不安になられることと思いますが,どうぞ,次のことを参考になされて,安心して礼拝をお捧げください。
- 前奏
- 心を静め,神さまへ気持ちを向けましょう。
- 招詞
- 礼拝への招き(心の導入)のための聖書の言葉です。
- 讃美
- 神様を讃美しましょう。讃美歌には,新生讃美歌と教団讃美歌があります。ご起立いただきまして,ご一緒に歌いましょう。讃美歌集をお持ちでない方は左前にあるスクリーンをご覧下さい。
- 主の祈り
- イエスさまが教えられた祈りです。ご一緒に祈りの気持ちでお読みください。ご存じない方は左前にあるスクリーンをご覧下さい。
- 交読文
- 新生讃美歌の一番後ろの部分に,文章が載っています。該当番号の最初の行(小さい字)を司式者が読み,次の行(大きい字)を一緒にお読みください。
- 聖書
- 今日の説教で語られる聖書の言葉です。ご起立いただきまして,ご一緒に歌いましょう。聖書をお持ちでない方は左前にあるスクリーンをご覧下さい。
- 主の晩餐式
- イエスさまの十字架の救いを記念して,信徒の方がパンとぶどう酒をいただきます。信徒以外の方はご見学ください。
- 献金
- 神様への感謝として捧げます。ご用意のない方や趣旨の分からない方はそのままで結構です。
- 祝祷
- 祝福を牧師が祈ります。讃美の後,そのまましばらくご起立ください。